月の季語を使った素人俳句15選 NO1 『 月白や 船でくぐりし 大鳥居 』 季語:「月白」(秋) 意味:月の出る頃の白んだ空よ。 その時私は船で大鳥居をくぐった 俳句仙人 海にある大鳥居ということは厳島神社の鳥居でしょうか。 夜の海の闇十五夜の月はシネマの上にあり 横光利一 十五夜の月ふり出すや馬の首 月 正岡子規 十五夜の月を忘れて寝てしまふ 小坂 順子 十五夜の月寝ながらに拝みゐし 磯崎 緑 十五夜の月浮いてゐる古江かな 村上鬼城 十五夜の杜の木の実の無尽蔵 檜紀代 十五夜俳句では「十五夜」「十六夜」「十三夜」 勿論、秋の季語です。 「月」と言えば俳句では秋の季語の代表! 一年の内で月が一番美しい頃が「秋」 と言われています。 そして中でも更に最も美しい「十五夜」 中秋の名月ですね。
2回目の月見 俳句一口講座 十三夜 Nikkei Style